ファイナンシャルプランナーとして障害者支援に関わることの重要性とは?

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ファイナンシャルプランナーという職業

私がこの「障害者支援」にかかわり始めたのは、今から3年ほど前のことでした。

当時の私はファイナンシャルプランナーとして「普通の仕事=保険の見直しなど」を請け負う事に熱心で、いわゆる現役世代の相談に対応していました。

ただ、相談者から沢山のご依頼があるというわけではなく、それまでにしてきた保険代理店の仕事を中心にして、たまに相談にのるという流れだったような気がします。

おそらく高知県以外においても、都会ではない場所では、私のようなファイナンシャルプランナーが「業としてこの仕事を全うする」のは難しいと思われます。

なぜかというと、日本においては、ファイナンシャルプランナーという仕事は、どうしても必要とされてはいないからです。

アメリカではファイナンシャルプランナーの地位は高いし、そもそもファイナンシャルプランナーの大事な仕事「資産運用」が一般的であるという事実もあり、ファイナンシャルプランナーが「生きていける」素地はあるのですが、日本ではそこまでの意識はありません。

ですから、ファイナンシャルプランナーは「仕事として成り立ちにくい」し、様々な資格や得意技を身につけて、ファイナンシャルプランナーを仕事になんとかしているのが現状です。

障害者支援に家計相談の専門家が関わること

そんなことに徐々に気付いていた頃、実はある方を通じて、発達障害児がいる親の会の方と知り合ったのが私の進むべき道を変えるできごとになりました。

この日本ではファイナンシャルプランナーは「家計相談」が仕事です。

それは先ほどのアメリカのようにはならないという理由が大きいと思いますし、日本人には「貯蓄」に対するこだわりがあるから、こういう「家計相談」が一応成り立つんです。

しかし、私がすんでいる高知県においては、この「家計相談」ですら一般的ではありません。

所得が低いので、共働き世帯が多く、結果的に「どんぶり家計」になってしまっているというこの皮肉。。。

そんな「家計相談の土壌がほぼ育っていない」この土地で、ライフプランとか、中長期的な家計の不安、相続(これを親亡き後ともいいます)問題に、とても敏感で、知りたい、変えたいと思っている人たちが、実は「障害児がいる親御さん」だったわけです。

その事実に気付いたとき、私はファイナンシャルプランナーが「具体的に役立つイメージ」が思い浮かび、そして障害者支援に何とか専門知識を生かしてみたい、と思いました。

これが、障害者支援に関わることになった経緯です。

障害者支援は広範囲の金融の知識があるあなたにこそ取り組んで欲しい

こうして、障害者支援に関わるまでは、ファイナンシャルプランナーとしてどんな人のお役に立つかを、自分から決めてかかっていた私には、ファイナンシャルプランナーが障害者の家計相談や、ご家族の親亡き後へのアドバイスができる、という発想が全く無かったわけです。

これはおそらく、いわゆる「終活」に関わるファイナンシャルプランナーも同じ思いだと思います。

  • ファイナンシャルプランナーは「お金がよく動く(=つまり収支の額が大きい)世代にアドバイスする仕事だ
  • いわゆる「福祉分野」でファイナンシャルプランナーが「仕事」ができるはずが無い(生活が成立しないのでは)

こんな思い込みが、終活世代へのアドバイスや、障害者支援やそのご家族に、自分たちの専門知識が生かせるはずなんか無い、という貧弱な発想につながっていたのだと思うのです。

さらに「障害者支援」と聞くだけで、「専門知識もないし、面倒な仕事になるのでは?」「そもそも相談料がもらえないのでは?」という誤解を深める結果になることもありえると思います。

しかし、障害児を育てる親御さんにとっては、お金の問題は解決が難しいことで、長きにわたり取り組まないといけないテーマで、しかも自分が亡くなったあとに更に大きな問題になりかねないということすら、すでに理解されているのです。(これを「親なき後の問題」といいます)

一般のご家庭では、おそらく気にもしないテーマが、障害児がいるご家庭では「当たり前に取り組むこと」になっているのです。

でも「障害者支援の世界はわからないし、その分野に全く疎い場合は、取り組めないのでは?」というファイナンシャルプランナーさんがいます。

これこそ、完全なる「誤解」です。

私が、先日の、福祉施設職員対象の「障害者とお金の研修会」でも声を大にしていいたかったことがこれです。

それは

「障害があるAさんの支援をすると身構えるのではなく、Aさんを支援しているがたまたまAさんには障害がありましたと考えてください」

ということです。

そう考える事ができれば、障害者の支援は決して難しいことではなく、一般的な知識に障害者の支援に関する知識をプラスすることで、十分に専門家が仕事ができるし、それにより親御さんや当人はとても救われるのです。

ですから、障害者支援を特別な難しい事と考えないで欲しいと思うのでした。

障害のある人への家計相談サービスはこちら

障害のある人のご家族への親亡き後対策も含んだサービスはこちら

 

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