単身高齢者世帯は、どんどん増えています
誰もが安心して、後半期を迎えるために
私は毎年「終活」セミナー・講演会で講師を努めてきました。そのような「終活」関係の催し物を開くと、毎回50~100人以上の人が参加されるのです。
それくらい、この「終活」という言葉は、後半期を迎えた方にとっては「重たいテーマ」でもあり「何とかしなくてはいけないもの」でもあるのだと思ってきました。
終活の「対策」は進んでいますか?
先ほどたくさんの人が講演などを聞きに来られると書きましたが、そのうち実際にどれくらいの方が「終活」を進めているかというと、極めて少ない人数に限定されると思います。
現に、終活に興味があるとお話しいただくご相談者さまがいたとしても、数か月後、一年後にお会いしてもなかなか対策の実行まで進んでいないケースがままあるのです。
これはおそらく「そう簡単に終活で困ったことにはならないだろう」とか「私に何かがあっても配偶者や子供もいるし、まあ何とかなるはず」という思い込みがあるからではないでしょうか?
しかし、そういう悠長に構えてられないと不安になる方もいらっしゃると思います。
おひとり様にとっては、終活は極めて重要なこと?
最近の高齢者世帯の傾向として、配偶者がいない「おひとり様世帯」が増えている現状があります。これは私の実感でもあり、統計上のデータもあります(最新のデータでは、高齢の単身世帯は25パーセント)
「どちらか元気な方が何かをしてくれる」とついつい安心している夫婦世帯でもいつ、どんなきっかけで「おひとり様世帯」になるかもしれません。
また、おひとり様世帯であっても、子供がいるから「何かあっても大丈夫だ」と考えていても、そのお子さんのライフプランによっては、人生の後半期を迎えたあなたのお世話を物理的にできない場合や、したくてもできない環境になってしまうことも考えられます。
今現在「おひとり様世帯」として生活されている、またはそうなる前に何とかしていきたい、と考えて終活(人生の後半期)を不安なく過ごすために、今からできる効果的な対策をすることが重要ではないでしょうか?
そこで、そのように「おひとり様世帯」であっても終活を無事に進められるようにサポートをしていこうと考えたのが、このサービスになります。
サービスの概要
オフィス石川は、次のことをサポートします。
- 毎月の収支や資産管理のアドバイス、ならびに対策の実行支援
- 医療・介護・福祉サービスへのつなぎ
- 成年後見制度等の権利擁護制度へのつなぎ
- 自分らしく後半期を過ごすための包括的なアドバイス(終活アドバイス)
- エンディングノートの作成のサポート(ら・し・さノートを使用する)
- 介護費用や医療費などのような継続的な支出に関するアドバイス
- 金銭に関する、医療機関・介護施設・行政などと利用者とのつなぎ
- 相続対策のアドバイスと遺言作成のサポート
- 司法書士・行政書士・弁護士など専門家の紹介 など
具体的なサービス提供例
- 現金、不動産、生命保険、他金融商品などの保有のバランスを一緒に考えて、終活をお金に困ることなく、スムーズに行うようにする
- 不要な資産(生命保険など)を整理して、自由に使うお金と、残すお金を明確に分ける
- エンディングノートを作成して、人生の終末期に備える
- 遺言を作成して、自分が亡くなった後の財産の行く先を決めておく
- 要介護・認知症などへの、早期対応を決めておく
- 今の生活を続けた場合の保有資産の変動をシミュレーションしておき、終活で使い切ることができるお金を理解する
これらを3か月・6か月・12か月の期間を選択し、その月数に、お住いの地域の利用料をかけることで総額のサービス料金を計算します。
なお、サービスのことや料金のことは、とりあえずお申込みの上にご確認ください。
最後に
終活のことを真剣に考えるきっかけはそう多くは無いはずです。
しかし、もし、万一のことがあってから考えようとしても、それは遅きに失することにならないでしょうか?
特に「おひとり様世帯」の場合、自分の人生の後半期の生き方をまとめて、何かに残しておかないと、あなたをサポートしようと訪問された介護職や行政の人などは、あなたが人生の後半期を「どう生きたい」「どう資産を残したい」か考えていることすら知らずに終わることも十分考えられます。
まだまだお元気な時に、心にも余裕がある時に、このようなサービスを活用して、机上論になりやすい「終活」を実践しておきませんか?
決して無駄な準備にはならないと、終活アドバイザーとしてお勧めします。
終活アドバイザー ファイナンシャルプランナー 石川智