世はまさに「終活」の時代!
終活という言葉が世に出て、どれくらいたったでしょうか?
ここ数年は日本中で「終活」講座・セミナーが行われています。
私も数年前から高知県内で年に何回も終活関係の講演やセミナーで講師を勤めてきました。
高知市内の「地区」ごとに終活セミナーを開くと、毎回50人以上の人が必ず集まりますし、今年高知新聞の終活セミナーで講師を務めたときは500人ほどの参加者がありました。
これほどの人が自分のセカンドライフや終活に興味を持っていることにある種の驚きを感じたものですが、終活アドバイザーとして終活セミナーなどに参加してきて感じたことも、実はあるのです。
終活に大事な3つの要素とは?
人生の後半期を「どう過ごす」か、ここに終活を考える意義があります。
そして充実した、あなたらしいセカンドライフを送るために大事なことがあるのです。
一つ目は「健康」です。
当たり前ですが健康でなければ、終活を楽しめません。
二つ目は「お金」です。
老妓破綻や下流老人という言葉をお聞きになったことがあるでしょうが、年金収入だけになってから「お金の不安」を抱え込んでしまうと、余裕がある人生の後半期を送るのは難しいでしょう。
三つめは「繋がり」です。
無人島で暮らすことを想像してみてください。人がたくさん住む場所に住んでいたとしても、後半期を「独りで過ごす」なんて、どうでしょうか?人生を無人島で暮らすなんて、なはり寂しすぎます。
この3つの要素を「リタイア前」から意識して、準備しておくことで、あなたの終活・セカンドライフは充実したものになるのです。
しかし「終活難民」も出てくる可能性も!
このように終活には「意識して準備する3つの要素」があるのと同時に、あなたらしくあるための情報を手にする機会が必要です。
今後、いわゆる「高齢者」が爆発的に増えてくるでしょうし、高齢者の人口が増えるにつれて、色んな「興味」「ニーズ」を持つ人も増えてくるでしょうし、様々な「困りごと」「不安」を抱える人も増えてくるでしょう。
つまり「終活」に関する「深い」情報提供ができる専門家が増えていかないと、終活難民などという新しい言葉ができてしまうかもしれません。
それを防ぐには、終活に本当に役立つ情報の発信先をあなたが見つけることしか、ないとも言えます。
その情報元になるために、今回、終活コーナーを設けることにしました。
今後は、色んな視点・切り口で終活アドバイザーの私が「面白い」「有益だ」と思えるものだけをご紹介してまいりますので、ご期待ください!
終活アドバイザー ファイナンシャルプランナー 石川智