なぜ、生命保険でお金を増やそうとするのか、それが最初の関門
しつこく何回も書きましたが、かつては単純に「定期預金をする」「円建ての個人年金保険に加入する」なんていうことでお金がど~んと増えていました。
私が今から7年ほどまえにアクサ生命にいたころ、すでに年金保険を受け取り始めていたひとがいたんですが、それはそれは、かなり凄まじい増え方の個人年金保険でした。
また、うちの家族も少しお金がまとまると、JAやゆうちょなんかに定期預金(会社によって名前が違うことがあります)をしていましたが、当時の利率は、普通に、5パーセントを越えていましたね。
それやぁ、一市民でも、金融の知識がなくても、お金がどーんと増えていたわけでして、いわば、日本国民だれでもノーリスク時代(言い過ぎました)だったんですね。
例えば、100万円を1年複利商品に一括で預け入れた場合(税引き前)
5パーセント 約127万円 0.5パーセント 約102万円
と、大きな差が生まれてしまいます。
これが現実というわけですね。
では、今はもう増やせないのか?
では、不幸な時代に生きている私たちには全く望みがないのでしょうか?
円建ての個人年金保険の場合、今でも、戻り率が110パーセント近い商品はあります。
例えば、500万円を個人年金保険に20年間積み立てると、受け取り総額が550万円ほどになる、という内容です。
これでも複利で換算すると、約1パーセントほどの利率となり、預金利息を考慮しても、まあまあ許せる範囲かと思われます。
また、投資信託や社債などで上手に運用できれば、利率5~7パーセントは期待できるかもしれません。
ただ、かつての「定期預金がスーパー金融商品」になったような手軽さはありませんので、一市民からすると、投資信託などの世界に飛び込むのは、かなり勇気がいると思われます。
そこで、一市民にも取り組みやすい生命保険での運用の話となります
あーあ、こんなんじゃあ20年間では予定の金額を貯められないよと思ってしまったあなた、さあ、どうしましょう?
ここに、いわゆる金融商品としての、資産運用ツールとしての生命保険が登場します。
現在少しばかりのリスクを受け入れて、お金を増やすために取り組めるのは
- 外貨建て個人年金保険
- 変額保険(終身型・有期型)
ではないでしょうか?
とくに1番の外貨建て個人年金保険については、為替が想定外の動きをしにくい豪ドル建ての外貨建て個人年金保険がもてはやされています。
また、2の変額保険の場合、先のアベノミクスの影響のあり、めっちゃ儲けたひとがいるという話が、実しやかに駆け巡っていたりします。
先ほども触れましたが、こいういう少しばかりのリスクがとれるひとには、外貨建て個人年金保険や変額保険などで、お金を増やすという方法も受けとめられることでしょう!
結論 生命保険でお金が増やせるか?
で、結論をいうと、外貨建て個人年金保険や変額保険のリスクを受け入れることができる場合、「増やせる」と言えますし、それを受けとめられないひとにとっては、「増やせない」と言えます。
ただ、皆さんに憶えておいて欲しいのは
何も捨てることが出来ない
失敗を恐れすぎる
運用についてネガティブなことしか思い浮かばない
ような人には、何もお金が増えそうな情報が入ってこない、という事です。
そこをあなたがどう選択するか、これこそが将来の大きな差に繋がることも、承知しておいて欲しいと思います。
私も変額保険なんか、やってみようと思っています^^
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