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6月3日「精神・発達障害がある人の経済的支援ガイドブック」が中央法規より出版されます

この度、中央法規出版から「精神・発達障害がある人の経済的支援ガイドブック」が出版されますが、そこに私も福祉分野に関わるファイナンシャル・プランナー(+精神保健福祉士)として執筆しています。

本書は、経済的支援に関する基本的な解説と、80のQ&Aで構成されており、税理士、弁護士、ソーシャルワーカー、社会保険労務士、精神保健福祉士、ファイナンシャル・プランナーが解説するという形式となっています。

お買い求めは上記の中央法規のサイトやアマゾンでも可能です。

障害者支援の現場では、よく「お金」周辺に関する支援が必要とされますが、福祉従事者の誰もが、その「お金」周辺の知識があるわけではありません。

また当事者やご家族からの質問も、現実の生活の中で生まれてくるので、いわゆる「辞典型」の書籍ではなかなか答えにたどりつかないこともあるでしょう。

そこで、本書の登場です。

主に精神障害や発達障害のある人を支援する現場で「遭遇しやすい」疑問や、親なき後や相続対策など、普段学ぶことが少ない疑問や質問にもお答えしています。

どうぞ、皆さんの支援に役立ててください(保護者や当事者の方にも参考になると思います。

 

高知の皆さんへ~あなたの夢をかなえるための「暮らしとお金のオンライン勉強会」~ のお知らせ

ファイナンシャル・プランナーとしての使命

生きていくうえで、誰もが、必ず必要な「お金」。

その大事な「お金」のことを、あなたは学ぶ機会がありましたか?

私には40歳半ばまでありませんでした。

40代にファイナンシャル・プランナーになった私は、専門家として、現役世代のみなさんに、「お金」のことを学ぶ機会を作るべきではないか、と考え続けてきました。

そして、その想いをどうしても形にしなくては、と決意し、この講座を開くことにしたのです。

誰もが、老後の不安なく生き抜くことができるように、ファイナンシャル・プランナーとして「学びの機会」を作る事にこれからも取り組んでいきたいと思います。

ファイナンシャル・プランナーとしての理念

不景気が続くなか、あなたは「お金の不安」を何となく感じていませんか?

そして、溢れる様々な情報に、自分がこれからどうすればいいのかわからなくなっていないでしょうか?

あなたの「夢プラン」(ライフプラン)は、常に「お金のプラン」(マネープラン)とともにあったはずです。

「たまたま何とかなった」という運任せで今後の人生を歩むのではなく、「お金のことをきちんと学んだ」ので、当然の結果として「お金の不安」に駆られない人生を送れた、という人を増やしたいと思い、企画しました。

この講座を受けることで、将来のお金の不安が起こらないための準備ができるスキルを身につけてほしいと考えています。

このように講座を進めます

現在私は土佐清水市の病院で、職員向けの勉強会を月に何回か開催しています。
予想を超える参加者があり、10年以上FPとして活動してきた身には、「やっと金融リテラシー」が普及できそうだ、と嬉しくなります。

その経験を元に、以下の内容で開催します。

  •  教科書はNPO法人日本ファイナンシャル・プランナーズ協会の「くらしとお金のワークブック」(有料・別途購入必要)を使用します。
    また、講師レジュメを別途お渡しし、時事的な話題や、より深い内容をお伝えします
  •  金融商品の販売のために行われるような講座・セミナーではありませんので、偏った内容の講座にはいたしません
  • FP3級レベルの知識を中心に取り上げ、その中から、より生活に密着しているテーマを学び、実際の生活に活かすことを最終の目標とします
  • 講座の内容
    リスク(保険)  死亡保険金額の適正金額、自分に合った保険の見つけ方
    タックス(税金) 所得税のことなど
    相続       一般的な死亡後の手続きや、相続税の概要など
    金融       iDeCo、NISA制度の説明など
    老後資金     人生100年時代のライフプイランニング

講座の詳しいご説明

  •  料金は一講座2,200円(税込み)となります
  • 教科書代とレジュメ費用、会場費をご負担いただくことはありません
  •  会場によっては駐車場がないこともありますが、その場合は付近の有料駐車場をご利用ください
  •  定員は10名までとします
  • 参加者が3名集まると、開催します。
  • 参加の方法はZOOMによるオンライン参加で、レジュメは前日には配布します。
  • 開催時間は、平日の午後7時30分から8時30分の1時間です
  • 個別相談がある人は、別途打ち合わせの上に、日時を個別に決定します。その際は通常の相談料金の4割引きで行います(5,000円×0.6×1.1)=3,300円(税込み)です。

さぁ、あなたは行動するだけです。

今までの「お金に振り回されてきた」自分に別れをつげて、あたらしいあなたを手に入れてください。

お申し込みはこちらからどうぞ。

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高齢者のお金の不安を知るべき人は、お子さんやお孫さんです!

終活の講演会、流行っています

今年(2015年)もいろんな場所で講師をつとめましたが、やはり終活の関係が圧倒的に多かったです。

それはそれは、沢山のお年よりにお金の話をしてきたわけです(苦笑)

しかも皆さん熱心に話を聴いてくださいます。

ここで、失礼を承知で申し上げますが、そのお金の話に対する熱意、皆さんが若いときも持ち合わせていましたのでしょうか?

それとも、高齢期を迎えたからこそ、興味をもたれたんでしょうか?

盛り上がる終活の講演会ですが、ある意味、私自身は物足りなさを感じていたのです。

物足りなさの原因は、現役世代にある!

高知県においては、終活という名前がついた催しモノは盛況になります。

他方、それ以外のお金関係のセミナーや講演会はその反対の傾向にあります。

これは、高知県に限らないことかもしれませんが、このような感想を持っています。

ファイナンシャル・プランナーは中・長期的なお金の話をして、家計の改善や、ライフプランの重要性を説いているわけですが、ほんとうに失礼な言い方をすると、残りの人生が20年~30年で、収支のことをあまり気にしなくてもいい世代、つまり終活の世代よりも、もっと若い人(現役世代ともいいます)にお金のことを学んで欲しいと思います。

なぜならば、現役世代のライフプランはこれから実現していくものであるわけですし、マネープランも真剣に取り組まないといけないような社会情勢や、経済情勢であるからです。

今の終活の世代は金利が高い頃に仕事をしていた人が多いはずです。

そして、蓄えたお金を、単純に定期預金に入れてみたり、または、円建ての年金保険にでも加入していれば、お金は「勝手に」増えてきた世代であると思います。

しかし、私の世代以降の人たちはそんな「恩恵」を受けることをイメージできない世代なんです。

だからこそ、今を生きる現役世代にこそ、お金のことに拘って欲しいですし、積極的にお金の勉強をして欲しいと思います。

老後のお金の不安こそ、現役世代が知るべきこと!

内閣府の調査によると、暮らし向きにゆとりがないという世帯が8割近い事がわかります。

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また、高齢者の貯蓄目的の過半数以上の人が「介護や病気への備え」と回答しています。

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これらの資料を終活の講演会などで説明すると、とてもウケがいいのですが、本来この情報を知るべき人は、現役世代ではないかと思うのです。

今後、経済状況が大きく改善して、かつての高金利時代が到来する可能性もなくはないのですが、おそらく私たちの世代が高齢者になった時は、先ほどの統計資料の回答がもっと極端に悪くなっている可能性も否定できません。

ということは、それに向けて何らかの自助努力を現役世代がしていないと、まさに老後の困窮者が今よりも増えてしまうかもしれません。

老後不安を煽りたいわけではありませんが、何がおきても何とか自分とその家族を守れる「家計」を構築して欲しいと切に願いますし、それを啓蒙していく事がファイナンシャルプランナーの使命であると強く認識しています。

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進撃の巨人から考える、ライフプラン実現のヒント

独身のときにわからないことが、やっぱりある

人生って本当に「よくできている」なぁと思うことが、この仕事をしているとよくあります。

そのひとつがこの「なぜか、独身のときにわからないことがある」です。

この「わからないこと」が人生のわびさびなんかだったらいいんですが(苦笑)、「お金」に関することだったらどうでしょうか?

20年後に気付くか、今気付くか、それはとてつもない差を生んでしまう!

私も独身のころは「お金とは好きなように使うものだ」と思っていました。

だから働いて、お給料を貰ったら、まず「したいこと」にお金を使っていました。

例えば、友だちとの飲み代とか、例えば、欲しかったものを買いに走るとか。

それはそれで「納得のいくお金の使い方」なのかもしれませんが、あなたが数年後に結婚して、子供をつくり、そして住宅を購入して、と今では想像もしていない「ライフプラン」を生きていくことになるならば、どうでしょうか?

それでも「あ~、あの時、好きなようにお金を使い、ぱーっと飲みに行き、よかったわ」と思うでしょうか?

もし、退職後に資産形成をできていいずに、老後の生活費に不安を感じる70代になることになったとしても、そう思うでしょうか?

「それこそが人生の意外性だよ」なんて呑気に言っていられるかどうか、それとも、「なぜあの時にもう少しお金のことを考えなかったんだろう」と思うかもしれませんよね。

だからこそ、気付いた時に実行して欲しい、お金のこと、ライフプランのこと

人生は常に選択の連続なんだなぁ、と進撃の巨人を読んでいると思います。

そして登場人物のその選択が正しいかどうかはわからない、だからこそ面白いと思います。

しかし、これは漫画や小説のことですよね。

そりゃあネタばれになりますから、先が見通せるようなストーリーでは困るわけです。

では、あなたの人生も「先が読めない」生き方でいいですか?

そんな生き方が、刺激的で、わくわくするかもしれませんが、あなたのパートナーやお子さんもあなたのそんな生き方にわくわくしているでしょうか?

それって、やっぱり独身で、家族を持ってない時にはわかりにくいことかもしれません。

でも、せめて、お金のことには若いうちから取り組んで欲しいのです。

それがお金の専門家である私からできる、若い人へのアドバイスになります。

あなたには時間がある。だからこそ成功する可能性がある

お金を増やしたいと考えている人ならばわかっていただけると思うのですが、それを実現するために一番大事な肝は「時間があるかないか」です。

例えば1000万円を今から貯めるとイメージしてみてください。

30年かけて貯めようとすれば、毎月3万円ほどで済みます。

ところが10年でそれを実現しようとすると毎月8万円ほど必要です。

この差がどんなことを生むでしょうか?

毎月3万円ならば、手堅い方法と、家計の見直しで実現できてしまうイメージがありますが、毎月8万円では正直難しいなぁと感じませんか?

となると、リスクの高い商品で運用を試みて失敗するかもしれません。

もし10年計画で失敗したら、取り返せる可能性はとても低くなります。

この二つのどちらを選択するかによって、あなたの人生が「ゆとりや余裕のある毎日」になるか、「失敗できないと負担を感じる毎日」になるかに分かれることでしょう。

あなたはどちらを選びたいですか?

失敗しないライフプラン、あなたには選んでほしい!

私たちの仕事の特徴は「将来のお金のことを、今考える。そして今アドバイスする」にあります。

これを実施することで、あなたのライフプランが実現に向けて確実に一歩前進することでしょう。

そのためには皆さんに「将来のお金のことを、ライフプランのことを、今考えることの意義」に気付いて欲しいと思います。

そしてそんなきっかけがありましたら、すぐに行動してみませんか?

それこそが、将来に大きな差を生むことになりますよ、とお伝えしておきます。

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現役世代のライフプラン作成のヒント

まずは、あなたのライフプランを考えてみよう

ライフプランニングなんていう専門用語がありますが、わかりやすく言うと

「これから、どんな風に生きていこうか?」

ということになります。

例えば、今日、机の前でノートを出して、時系列に「あ~したい、こ~したい」なんて書いていくわけですが、それがそもそも「面倒くさい」し、かしこまってこれからのことを考えるのも抵抗あるなぁと思う人もいるのではないでしょうか?

それをさらにライフプランニングなんていう言葉で表現されると「いやぁ、今がそこそこなんでこれで大丈夫でしょう!!」という結論を持ち出して、終わらせてしまう。よくある話しです。

ではあなたのご家族もそうなんでしょうか?

ところが、そんなあなたを見ている奥さんはそれで納得しているでしょうか?

えてして、ご主人さまは毎日の生活でいっぱいいっぱいで、

「毎月給料も渡しているし、それでなんとか教育費とかやりくりしてみてよ!」

ということなんでしょうが、それをきちんと伝えられたこともない奥さまは「何となく不安に駆られている」。

で、当事務所に相談に来られる。そんなケースがほとんどです。

どんな情報があれば、心が落ち着くのか?

ライフプランニングは「あななの価値観に基いた」という条件があります。

つまり「こんな人生を送りたい」というイメージを一家で共有すること、それがライフプランニングの第一歩であるといえます。

その時に単なる「理念」を話し合うのではなく、お金のことを軸にすると話しやすいのも事実です。

そのお金のことを計画するのがマネープランであり、ファイナンシャルプランというわけです。

マネープランやファイナンシャルプランは漠然と話し合う事はできないので(ただお金が要るのよと言われても?なわけですから)

今から10年後には教育費が300万円は必要

今から30年後には仕事を辞めるのでそれまでに老後資金が1000万円は準備しないと

という風に、具体的な期間や金額を定めてマネープランを作成すると、ご家族で話し合いがしやすいのではないでしょうか?

あなたがファイナンシャルプランナーを活用するメリットは?

そんなこと自分でもできそうだと思えればご自分でできるかと思いますが、ファイナンシャルプランナーに依頼すれば

  • 第三者の目で、そのマネープランが実現可能かどうかをお話できる
  • 気付かなかった盲点を教えてもらえる
  • マネープラン自体への専門家のアドバイスがもらえる
  • 保険見直し、保険加入、住宅ローン相談、教育資金準備、老後資金準備などへのアドバイスやセカンドオピニオンがある

などの効果があるのと同時に

「ファイナンシャルプランナーという専門家に相談したのだから、これを機会にきちんとこれからのことを決めましょうね!」

という思いを家族で共有できるのではないでしょうか?

実は、最後の「想いを家族で共有する」のがライフプランニングの時に一番重要なんですが。

以上のことを考えながら、ライフプランニングをして、あなたにピタリと合うマネープランをつくりあげていきましょう!

現役世代向けの最適なサービスはこちら

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住宅ローンを考えよう~家が欲しいだけなのか、家での楽しい生活が欲しいのか

 

モノが欲しいのか、そうでないのか?

人間ですから、物欲はあります。

男性でしたら車が欲しかったり、PC関係が欲しかったり、たまに「もう一人のパートナー」が欲しい人もいたりします(苦笑)

女性でしたら、洋服やジュエリーなど、でしょうか?

ですから、「家が欲しい」という言葉には少し真剣に考えたいと思います。

住宅展示場、それはまさに「開けたらいかん扉」?

私も家を建てましたが、ごく普通の人にとって「家を建てる」ということはイメージがしにくいことなんです。

まず第一に「標準的な家」というものがわからないので、自分がとんでもない選択をしてしまわないか、という不安があったりします。

はるかに流行外のファッションはしたくないし、そんなものを何で買うの、なんていわれたくありませんよね。

そんな気持ちによく似ています。

ですから、住宅関係の情報誌をパラパラしてみたり、家を建てた知人を訪ねてみたりしますが、それでもイマイチピンと来ない事も多いでしょう。

で、ついに「住宅展示場」というところに行ってしまうのです。

行ったあなたは一気に気持ちが高ぶるか、ど~んと落ち込むかでしょう。

何せそこに展開されている世界は、まさにあなたの「物欲」に訴えかけてくるからです。

車を購入する際の「試乗」に似ています。

ディーラーで営業をしていた私の経験上からも、「実物に触れさせる」のが一番効果的なんです。

というわけで、「ああ、こんな高価なもの買えないや」と感じなかった人は一気に「家を買うモード」に突入するわけです。

ここでもう一度立ち止まって欲しい、あなたが「欲しいもの」はなに?

そんなあなたに冷や水を掛けてしまうわけですが(苦笑)、あなたが欲しかったのは「家」ですか「家での楽しい生活」ですか?

え~家が新しくなるんだから生活も楽しくなるんでしょう、と思われるかもしれませんが、はっきり申し上げますと、そうならない可能性もあるのです。

例えば、40歳のあなたは、どうしても3500万円の家が欲しくなったとします。

毎月収入の中から支払える生活費が30万円のあなたは、毎月115,000円を、35年支払う住宅ローンを組めばいいようです。

しかし、退職後の70歳から75歳もこの住宅ローンを支払えるのか、お子さんの教育資金も準備して、老後の準備もする、なんていうマネー計画をあなたは苦も無く実現できるでしょうか?

毎月使えるお金30万円のうち、住宅ローンの支払い後の18万円で食費、光熱費、被服費、教育費、ガソリン代、保険代を支払えますか?

しかもそれをしばらく続けなくてはいけないのですが。。。

では、支払える額を95,000円として、逆から住宅ローンを考えたら、どうでしょうか?

ここから導かれる借り入れ可能額は、先ほどと同じ金利、払込期間で

95000円÷3.313×100=約2867万円となります。

この2867万円を軸に物件を考えて、住宅ローンを選択すると、少なくても毎月20,000円の差が35年間生まれることになります。

その具体的な金額は、35年間で20,000円×12ヶ月×35年間=840万円です。

10年後に教育費が必要ならば、住宅の金額を払える金額に設定するだけで、240万円の余分な資金ができます。

どうですか、これでもあなたは「家を買うこと」を目標にしますか、それとも「家で気持ちよく生活できること」を選択しますか?

欲しい家を建てたら、生活がしんどくなった、では困りますよね!

欲しいものが、支払える金額で買えるのが一番です。

家電やPCなどは価格を比較して買うことでしょう。

もちろん、住宅も同じような設備や広さの家を安く建てる事ができるように探すのは良い事です。

しかし、一つだけ気にとめておいて欲しい事は、

家を手に入れることは莫大な借金を、長期間背負う事になる

ということです。

少々高いPCを購入しても、そのダメージは多くみても数ヶ月でしょう。

ところが、家の場合はそれが数十年と続き、何か想定外の事態が起こった時に、支払い状況を好転させるのが難しいのです。

生活費ギリギリの住宅ローンでとにかく欲しいものを買うのか、支払いが可能で、あなたのマネープランにも影響を与えないような住宅ローンを組むのか、あなたにはもうお分かりだと思います。

あなたには「新しい家で家族が楽しく過ごせる」ような選択をして欲しいと思います。

 

ファイナンシャルプランナーの住宅ローン相談はこちらから

この際、家計相談もしてしまおう、という方はこちらへ

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ライフプランを実現するために~「自分バカ」のススメ

皆さんは自分のことがお好きでしょうか?

ナルシストという意味ではなく、「自分という人間を好きでいられますか」という意味で、です。

例えば、人生には、自分の意思とは関係なく、「アクシデント」や「困りごと」が発生します。

病気になって長期入院してしまった

仕事が上手くいかず、貯金が目減りして心配で

こういうことが起こるには、それまでの「生き方」が少なからず影響しているのは皆さんもご納得のことでしょう。

あの時、ダイエットをしたらよかった

会社を辞めて独立なんかしたから

こう思ってしまう「分岐点」が必ずその人の人生にあるものです。

しかし、それは過去のこと。

過去を悔いても、粛々と、毎日が過ぎていきます。

その現実はあるいみ残酷です。

ついつい振り返ったままになってみたり、下を向いて死にたいと思ってみたり、自暴自棄になってしまうかもしれません。

自分も仕事のことでそう考え込んでいた時、TVである人のインタビューを見ました。

その人は、松岡修造さんでした。

私は、高校時代は陸上部に所属していました。

その時友だちから言われたのは

「お前は朝も、放課後も走っているけど、何が楽しいの?」

ということでした。

これを理論的に話すのは苦痛でしたので、一言、こう説明したものです。

「おれ、陸上バカなのよ!」と。

そうです、私は単純に「走る」のが好きだっただけだったんです。

それを言いあらわす適切なことばが「陸上バカ」でした。

TVの松岡さんはこう問いかけていました。

「困難な事に向かい合ってしまった時、ああ、もうだめだっ、て弱音を吐いてしまいますよね。でも思うんです、お前はそれくらいしか自分を信じていないのかって」

はっとしました。

私は自分を「信じている」だろうか?

できない、むつかしい、もう無理だ、逃げ出したい、と言ってしまうような方向にわざわざ自分を向けていないだろうか、と。

仕事柄、よく思うことがあります。

家計相談を受けて「大丈夫ですよ、あなたのライフプラン、実現できそうです」とシミュレーション結果を報告した時の、皆さんの嬉しそうなこと。

帰り際に、「そうですか、これからもがんばります」という時の力強さ。

人はどういう形であれ、自分に自信をもつことができれば、顔を上げて、力いっぱい生きていく事ができるのです。

そういう状態に常に自分を置くことができれば、きっと下を向いて落ち込むなんてことを忘れるはずです。

その簡単な方法が「自分をうんと好きになること」、つまり「自分バカ」になることではないでしょうか?

松岡さんが言っていたもう一つは、

「Whyではなく、Howと考えましょう」ということでした。

つまり「なぜできないのか」ではなく、「どうすればできるのか」と。

お金の問題は奥深く、簡単に解決できることばかりではありません。

しかし、あなたが立つ「前提」が否定的立場か肯定的立場かで、その後「お金の問題」が好転するかしないかの分岐点になります。

あなたが「自分バカ」になれるように、あなたにアドバイスできる「お金の専門家」でありたいと思いました。

お仕事をがんばるあなたと、あなたのご家族のためにライフプラン相談を受けてみませんか?

 

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あなたの収入のアップに、こんな考え方はいかが?

今は2014年7月の終りですが、皆さん、貯蓄は増えていますか?

様々な経済政策がなされて、その一方で消費税増税やガソリン代の高止まりなどがあるわけですが、実際のところ、将来のお金の不安は少しはなくなったでしょうか?

私たちファイナンシャルプランナー(以下FP)は、アメリカでは「資産運用の専門家」として仕事をしているのですが、この日本では、ひどい場合は「保険の人」、少しよく言われて「家計相談の専門家」です。

それゆえに、私がお受けする相談内容も「家計相談」が多く寄せられます。

特に現役世代という「子育て世代」にとっては、収入が大きくUPしないなか、何とかして支出を下げたいという奥様の悲鳴は当然なのかもしれません。

そういう中で、皆さんが支出を簡単に見直せる項目は、いわゆる「固定費」なんですよ、とこのブログでも何回か申し上げてきました。

例えば、保険代やガソリン代、通信費(とくにスマホ費用)が三大固定費と言えるかと思います。

もう一度おさらいすると、これら固定費はあなた自身が「少しは工夫して、その支出を減らしたいという拘り」を持てれば、いとも簡単に減らせることも可能なんです。

ただ、中にはガソリン代については、公共交通機関やカーシェアリングなどが整備されている都市部ならば可能かもしれませんが、私が住んでいる高知県のような片田舎では難しいとも言えます。

そのような地域差は確かにあるものの、これらをトータルで考えれば、一家で1ヵ月10,000円は十分に減らせるかもしれませんね。

 

ここで、皆さんに思い出していただきたいことがあります。

それは「お金の増やし方がだいぶ変わってきた」という事実です。

今でも、10万円ほどのまとまったお金ができれば、あまり疑いも持たずに、定期預金に走る人は沢山いらっしゃいます。

その結果、10万円ほどの定期預金が10個ぐらいできていて、満期後どれをどうすればいいのかわからなくなってしまっている奥様も沢山いらっしゃいました。

この低金利下で小分けした定期預金の「威力」が大きいとはとても思えないのですが、なぜかそうしてしまう原因には、子どもの頃のあの「金利が5パーセントを超えていた夢」をいまだになんとなく期待しているからかもしれません。

確か私の母親はちょっと小金ができればすぐ定期、みたいなことをしていましたね(苦笑)

しかし、この低金利下でひたすらそれを繰り返していても、お金が「大きく」増えることはありません。

 

そんな少し虚しい現状ですが、ここで一つ「お金を増やす」という発想を変えてみませんか?

40代のサラリーマンのおっさんの例で考えてみましょう。

例えば、スマホ代が話し放題などへの変更により、月額8,000円ほどは安くなりました。

また、ついでに保険を見直して、毎月5,000円ほど安くなったとします。

ガソリン代などはこれ以上増えすぎないように、工夫をしました。

となると、このお父さんは月額13,000円お金が「余分に残った」と考えられえますね。

で、この毎月13,000円をどう活用しましょう。

 

一つの手は、これを投資信託などに積み立てていく方法です。

スマホ代と保険代をいじらなければ、もともと13,000円は「そのまま消えていたお金」ですから、逆にこれが増えたらラッキーですね。

それぐらいの気軽さで始めれば、少々失敗しても精神的ダメージは少なくて済みます。

 

もう一つは、今回、私が皆さんに伝えたい「生産的な発想」になります。

この13,000円を「自己投資」に使う、という考え方です。

スマホ代も保険代もいじらなければ、あなたは2年間で312,000円を保険会社や通信会社に「ただ支払った」だけに終わったわけです。

では、この300,000円を資格取得や、仕事上のスキルアップのための費用や、毎月10,000円ほどの予算で異業種交流会や勉強会の費用などに使うとどうなるでしょうか?

あなたの仕事に厚みができ、その結果営業成績もUPするかもしれませんし、交流会や勉強会で作った人脈があなたの収入UPに繋がる可能性もでてきます。

また、個人事業主の方の場合は、このただただ消費していた13,000円を事業拡大の費用の一部と考えて事業拡張をするという発想もできます。

おっさんの例を出しましたが、奥さんが自分の固定費の削減で浮いたお金で、ネット通販などのビジネスに挑戦することもありかな、と思います。

 

このような発想で、あなたの家庭の「入ってくるお金」が増えて、その結果もっと貯蓄が増えないでしょうか?

 

かつて日本は「お金を増やすには、貯金をして金利で増やす」という考え方がたしかにありました。

しかし、この低金利下では、なかなか一般的な「お金の預け入れ」程度では、お金を増やす事は難しいと思います。

そこで考えるのが「収入を増やす」という発想ですが、今働いている環境そのままから、あなたの収入に大きな変化をもたらすのは至難の業です。

 

それならば「あなた自身を変えて、その結果収入を増やす」という手法もありかな、と考えました。

いやいやその資金があれば、とお嘆きのあなた!

固定費の削減には取り組みましたか?

面倒くさいとか、お付き合いだからなんていう理由で、まだできていないのではないでしょうか?

固定費の見直しで「予算を確保」して、あなたを変える準備をしてみませんか?

さあ、私もカケホ-ダイで浮いたスマホ費用約7,000円を、どう活用しようか、一生懸命悩んでみたいと思います。

 

固定費見直しの有力候補「保険の見直し」相談は、こちらから

トータルでなんでもみて欲しいという方は、こちらから

 

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死亡保険で思いっきり損しているかもしれないあなたへ

 

死亡保険金は誰のもの?

まず、お聞きしたいのは

「人はどんな理由で、幾らぐらいの保障がある死亡保険に入るのでしょう?」

ということです。

なんでこんな事を書いてみたかと言うと、今まで、某国内生保や某共済が、なぜか独身の若い方にも死亡保障をつけてきたので、本来の意味での「死亡保険」のことがあまり議論されてこられなかったのではないか?、ということを私が感じていたからです。

確か、私がサラリーマンをしていた20年前、某国内生保に加入したとき、なぜか「私が死んだら3000万円」という保険を勧められた経験があります。

当時の私は独身で、毎日飲みに行っていたし、当面結婚する予定もない25歳ぐらいだったので、ついつい保険のおばちゃんに、

「この保険金3000万円って意味あるんですか?」

と訊いてしまいました。

そのときのおばちゃんの返答は、

「あんた、親御さんに育ててもらったんだから、これくらい当たり前!」

という、何とも不思議なものでした。

こんな調子のセールストーク、さすがに最近は減ったかもしれませんが、田舎の方ではいまだにあるかもしれませんね。

あなたは、どうですか、まさかこんな調子で加入はしていないと思いますが。。。

では、あなたの適正な「死亡保険金額」はどう計算すれば出るのでしょうか?

実はこの答え、保険を取り扱う人は、その仕事をはじめる前に教わるんです。

あなたが亡くなって、困る人は誰?~そこにヒントがある!

生命保険会社に就職する前に、実は生保協会の試験を受けなければなりません。

その試験に合格して初めて生命保険を募集する資格ができるのですが、その試験のテキストに、この算出式が出ています。

「ご主人さんに万一の事があった場合に、幾らくらいの遺族生活費が要るか?」という数字を元に「死亡保険金」を算出する、という考え方があるのです、実は(苦笑)

アバウトな保険提案しか受けた事がない人には凄く意外かもしれないですね。

保険募集人のテキストから

上記の計算の具体的なやり方は、

家族が全員そろった状態の生活費が年間240万円の場合、お子さんが経済的に独立していない期間、約7割~つまり年間168万円、全てのお子さんが独立した後、約5割~つまり年間120万円

という計算をします。

その場合、上記の期間の考え方で、お子さんが独立した後の保障期間は、奥様の平均寿命まで、とされています。

具体的に考えてみましょう。

ご主人40歳、奥様35歳、お子さん10歳(独立を25歳とする)生活費240万円

お子さんが独立するまでの遺族生活費は 240万円×0.7×(25-10)=2520万円

奥さんの平均寿命までの遺族生活費は 240万円×0.5×(85歳ー50歳)=4200万円

つまり、合計2520万円+4200万円=6720万円が、今ご主人さんがなくなった場合の、ご遺族の生活費の合計額です。

ここから、遺族年金や死亡退職金、預貯金額、奥様の収入予定額、奥さんの老齢年金額などを差し引いた額が、生命保険で準備する「死亡保険金額」=不足する遺族生活費となります。

きっと、こういうご説明の元、皆さんが保険に加入していることと思いますが(苦笑)

では、もう少し、ご主人さまの万一の際の遺族生活費に備える「死亡保険」をシンプルに考える事はできないのでしょうか?

毎月の遺族生活費を補うという発想の死亡保険がある!

先ほどの計算式で保険を組み立てるならば、差し引きした金額で保障が必要な期間だけ「定期保険」を契約すればいいのですが、仮に差し引き額が、3000万円ならば「死亡保険金3000万円」の定期保険に加入します。

ただ疑問も残ります。

「毎年少しずつ、必要な保険金額は減少するはずなのに(遺族生活費の必要年数は減りますから)、毎年、死亡保険金額を変更しないといけないのでは?」

こういう風な疑問が残りやすいのと、死亡保険の形がイメージしにくいので、次のような保障の考え方が、今では主流になっています。

その死亡保険を収入保障保険といいます。

これは文字通り、

「ご主人様のが生存していれば、収入として入ってくる予定だったのに、その収入が亡くなってしまって、ご家族は生活費に困るので、不足している遺族生活費を毎月受け取る」

というシンプルな保障です。

先ほどの例で言うと、生活費は年間240万円ですので、それを12分割して、一ヶ月の生活費を出します。

そして、

「それに0.7とか、0.5とかをかけるも良し、かけないも良し」

「遺族年金を考慮しても良し、しなくてもよし」

「奥様が働く設定も良し、働かなくても良し」

と言う風に、そのご家庭のご事情や、価値観を反映させて、毎月の受け取り金額=つまり不足している遺族生活費を決める、というものです。

更に、保険期間の長さも、

「子供が就職する予定年齢」

「奥様の老齢年金が入ってくるまで」

など、そのご家庭の都合や価値観を反映して、決定できますので、変な「分かりにくさ」がありません。

デメリットは、保険期間=つまり保障されている期間切れに近いときに亡くなると、受け取る「合計金額」が定期保険と比べて、だいぶ低くなるということです。まぁ、当たり前ですが。。

死亡保険金の設定は、まじめに考えると、悩んでしまう事も多いかと思いますが、それが、保険加入時の、正しい姿だと思います。

私のような専門家とともに、死亡保険を考えた方が、ご納得のいく保険加入ができると思いますので、当事務所のサービスを是非ともご活用くいださいね。

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保険料というコストをなるべく少なくできるような保険見直し相談はこちら

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キャッシュフロー表はあなたのライフプランを支えます

キャッシュフロー表という言葉をファインシャルプランナーから聞かれる事もあるでしょう。

会社を経営していたり、税務の仕事をされていたり、会社の経理部門でお仕事をされている方にはなじみがある言葉ですが、個人のファイナンシャルプランニングでこの言葉を使う場合は、 「今から数年後~数十年後の貯蓄残高の移り変わりがわかる表」 と思っていただいて構いません。

もう少しご説明すると、こうなります。

毎日の家計→毎月の家計→一年間の家計→数年間の家計→数十年後の家計

これが日々の家計が摘みあがっていく流れです。

その結果どうなるかというと、

毎日節約に気をつけた→一年間で貯金が増えた→子どもの大学入学の費用を貯めた→老後の資金準備もできた

となります。

では今、目を閉じてイメージしてみてください。

  • 今の家計の状態で、あなたは20年後どれくらいの貯蓄残高があるでしょうか?
  • 子どもを大学にやり、家のローンも払い続けて、あなたは70歳の時にお金に困ることなく暮らしているでしょうか?
  • 障がいのある子供がいるご家庭で、親が働けなくなった時にも大丈夫なような貯蓄ができるでしょうか?
  • 一人で暮らしていますが、老後の生活費は大丈夫でしょうか?

この問いかけに、あなたは「今」答えられるでしょうか?

実は、先ほどのいくつかの質問は、実際にライフプラン相談で寄せられた事があるご相談内容なんです。

そして、私がケース別に作成したキャッシュフロー表を確認する事で、ほとんどの方がこのような不安から開放され、ご相談前よりも、毎日楽しく生活されていらっしゃいます。

これがキャッシュフロー表を確認することで得られる一番のメリットです。

つまり、

  1. 自分のライフプランを達成するためのマネープランが「今」わかる
  2. 「マネープランの問題点」が「今」わかるので、時間をかけた対策を立てることができる
  3. どの時期に貯蓄残高が目減りするか確認できるので、気持ちの上で余裕が生まれる
  4. お金に関する「漠然とした不安」はなくなるか、少なくなる
  5. その結果、今後も楽しく生活する事ができる

という効果があるのです。

フロー表はこんな感じです。ご参考までに。

キャッシュフロー表

家計簿は1ヵ月~半年ほどの貯蓄残高の予想をするのには便利ですが、中・長期的な貯蓄残高の移り変わりを予想する事は難しいです。

なぜならば、色んなライフイベントがありますし、無収入期間は貯蓄を取り崩して生活することもありえるからです。

そういう「複雑な条件」を入れてみて、中・長期的なお金の流れを確認するには、このキャッシュフロー表が最適です。

ですから「漠然としたお金の不安がある人」「将来かかるお金のことを確認してから、色んな資金の準備をすべき人」は、このキャッシュフロー表を活用される事をお勧めします。

また

  • 保険見直しや保険加入勧められていたり、今後する予定の人
  • 住宅ローンを勧められているが、支払いの事が不安な人
  • お子さんの教育資金が大丈夫か確かめたい人

などに該当する人は、当事務所の

よろず相談(プラスキャッシュフロー表付き)8,000円、または、

キャッシュフロー表作成が標準のパッケージサービス12,000円をご利用ください。

きっと「漠然とした将来のお金の不安」から開放されると思います。

現役世代の皆さん、お手ごろなのに効果が出るライフプラン相談はこちらから

 

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